「へぇ〜、レンタル着物ってプリントが主流なんだ・・・」
「手描き友禅の振袖なんて購入しなきゃなかなか着れないのかぁ〜。」
「じゃ〜、うちで作ろう!」「そして、その振袖を着て成人式の撮影をして頂こう!」
ってことで、手描き友禅振袖を作り始めてしまったわけなのです。
そして、せっかく作るのだから、着物のことが全くわかっていない自分もこの機会に学んでみようと思い、こうして記事にしてご紹介がてら学んでいるわけなのです。で、今回こちらの記事がパート②になります。
染色について
染色という工程にも色々な種類があるのですね。
染色技法には、友禅だけではなく、絞り染め、型染め、臈纈(ろうけつ)染めといった様々な方法があり、その中でも手描き友禅は、すべての工程を繊細で緻密な手作業によって絵画のように描き染めていく、日本が誇る染色技法とのこと。
糸目糊を置いた部分が、水元を経てくっきりとした白い線として残るため、鮮やかな色使いと白い線とのコントラストがデザイン的にも優れており、手書き友禅の美しさを引き立てるそうです。

こちらの写真は「地入れ」という染色工程です。白い反物にベースとなる色を付ける作業で、うちの反物もこちらで黒く染めて頂きました。
進捗状況(染色)
実はパート①で「色付け」工程を紹介したのですが、今回紹介する動画はパート①の前工程、「地入れ」と言われる作業です。紹介する工程が前後してすいません(^^;;
振袖作ります!っていう最初の記事が地味な「染色」(染色ごめん(^_^;))より、筆で描いている方が美しいなぁ〜と思い、「色付け」を先に紹介してしまいました。結果「地入れ」があとの紹介になってしまい、ややこしくてすいません。
実際の作業的には「地入れ」→「色付け」になり、今回製作している振袖の場合ですと、白い反物を黒に染め、その上に手描きで色付けをしていくという順番になります。
「染色作業」なんてそうそう見る機会もないと思うので、「へぇ〜、こんな感じなんだぁ〜」と、ちょっと新鮮な気分になっていただけたらハッピーです。
完成予定は今秋(2024年9月)頃。

紹介する工程が前後していてわかりにくいったらありゃしない。

す、すいません・・・。色々事情がありまして・・・。